意外と知られていない“正しい歯の磨き方”とは？

　　　　　　　　　　　　

多くの方が、「就寝前」や「食後」に歯を磨いていると思いますが、“ちゃんと磨けているのか”疑問に思ったことはあるでしょうか？

実は、「歯を正しく磨く」ということは簡単なようで難しいことなんですよ。そのため、多くの人は“自分では綺麗に歯を磨けている”と思っていても「歯垢（食べかす）が残っている」ということがよくあることなんです。

「間違った歯の磨き方」というのは、“歯の表面だけに意識が集中してゴシゴシ磨く”というような磨き方です。歯垢が溜まりやすいのは「歯と歯の間」や「歯と歯茎の間」です。

そのため、歯を磨く際には“歯の表面”だけでなく“歯と歯の間や歯茎との間”も磨くようにしてください。但し、強く磨きすぎると歯肉を傷つけてしまい出血する可能性もあるため、「優しく丁寧」に磨くようにしてください。

“歯を綺麗に磨くポイント”としては、「歯垢をしっかりと取り除こうとする意識」が大切になります。（気持ちで変わるのか？と感じるかもしれませんが“心がけ一つ”で大きく変わります）

「歯垢」というのは細菌の塊であり、“食事をすれば誰の口の中にも溜まるもの”です。

食後などに歯の表面が“ザラザラしている”と感じたことがあると思いますが、それが「歯垢（プラーク）」です。（歯垢はあくまで食べかすですが、長期間口内で放置されると歯石となり歯周病を原因にもなります）

そして“歯垢が厄介”な理由は「粘着性が高く口をゆすいだくらいでは除去できない」というところにあります。歯磨きは“粘着性の高い歯垢を取り除くためにする”と言っても良いかもしれません。

“歯を常に綺麗な状態にしておく”ためには「食後には歯磨きをする」ということを習慣付けることです。

“口内に溜まった歯垢”は時間の経過とともに除去することが難しくなります。最終的に「歯石」になってしまうと歯磨きで除去することが困難になり、歯医者に行くことになります。

“除去しやすいタイミングで歯磨きをしておく”ことで口内を綺麗に保ち、虫歯や歯周病の予防にも確実に繋げることができます。